「肉が1番目」という言葉、信じて大丈夫?

多くの飼い主が騙されている、ドッグフード業界の「巧妙な罠」を暴きます。

Kylosi
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ルールを悪用した「分割表示」の正体

原材料は「重い順」に書くのがルール。でも、メーカーはある手法を使って、肉を1位に見せかけています。それが「成分分割」です。

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生肉に含まれる「水分」の落とし穴

生肉の75%は水分です。加工で水分が飛ぶと、実際の肉の量は激減。ラベルの1番目が「生肉」でも、実は中身はスカスカかもしれません。

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トウモロコシが姿を変えて潜んでいる

「トウモロコシ粉」「グルテン」「粉砕トウモロコシ」。名前を変えて分割され、リストの後半へこっそり追いやられています。

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合わせてみると、肉より多い!?

分割された穀物を一つにまとめると、実は肉の重量を遥かに超えていることが。これが消費者の心理を突いた巧妙な戦略です。

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グレインフリーこそ要注意です

穀物がない代わりに、えんどう豆やポテトが細かく分割されて大量投入されているケースが急増。結局は「植物主体のフード」なのです。

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上位5項目を「合算」する習慣を

リストの最初の方に「同じ植物」の名前が複数出てきたら要注意。それらは一つの大きな塊として再計算する必要があります。

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ミール(肉粉)は決して悪者ではない

水分を抜いたミールは、効率的なタンパク源。重要なのは「何の肉か」が明記されているかどうか。匿名性の高い表記には警戒を。

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「家禽類」という曖昧な言葉の裏側

「ミートミール」や「動物性油脂」。具体的な名前を隠すのは、何の肉か言えない理由がある証拠。透明性の高いメーカーを選びましょう。

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今のフードをすぐに捨てないで

毛並みが良く、便も安定しているなら、今の配合が愛犬に合っている証拠。この知識は「次のフード選び」の武器にしてください。

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切り替えは10日間かけてゆっくり

良いフードを見つけても急な変更はNG。今の食事に少しずつ混ぜ、お腹を慣らしながら1週間以上かけて移行しましょう。

これは単なる買い物ではありません

ラベルの裏を読む力は、愛犬の健康な未来を守るための「盾」になります。マーケティングに惑わされず、真実を見極める目を持ってください。

失敗しないフード選びの条件

具体的な成分の合算方法や、プロが推薦する信頼できるメーカーの見分け方を記事で詳しく解説しています。

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