「毎日ブラッシングしてるのに…」なぜ毛玉ができる?

サロンで「根元に毛玉がありますね」と言われる正体。実は、あなたのケアが表面だけになっているかもしれません。

Kylosi
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表面を撫でるだけでは意味がない

スリッカーで表面を整えても、根元の「アンダーコート」が絡まったまま。これがフェルト状の毛玉(ペルティング)の正体です。放置すると皮膚炎の原因にも。

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プロの裏技「ラインブラッシング」

プロが必ず行うこの技は、毛を層に分けて「皮膚のライン」を見ながら解きほぐす手法。これで根元からの絡まりをゼロにします。スワイプして手順をチェック→

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道具選びで8割が決まる

柔軟な「スリッカーブラシ」と、確認用の「コーム」。そして静電気を防ぐ「ブラッシングスプレー」が三種の神器です。道具が良ければ愛犬も痛がりません。

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スプレーなしは「ダメージ」の元

乾いた毛を無理に研ぐと、摩擦で被毛が傷み、さらに毛玉ができやすくなります。スプレーで滑りを良くするのが、愛犬をブラッシング嫌いにさせない最大のコツ。

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ブラシは「鉛筆持ち」が鉄則

グーで握ると力が入りすぎて皮膚を傷つけます。鉛筆を持つように軽く持ち、手首のスナップをきかせて優しく小刻みに動かしましょう。これがプロのタッチです。

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「下から上へ」が基本のルート

足先から上に向かって進めます。逆の手で毛を持ち上げ、皮膚が見える「ライン」を1段ずつ作っていきます。この1段ずつの積み重ねが、完璧な仕上がりを生みます。

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1ミリずつの丁寧な積み重ね

一気に広範囲をやろうとせず、数ミリずつ上のラインへ。全身を漏れなく根元から解きほぐすことで、驚くほどふんわりとしたボリュームが出ます。

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脇と耳の後ろは「毛玉の巣」

動きが多く擦れやすい場所は、特に念入りに。ここは毎日チェックするだけで、サロンで「短くカットせざるを得ない」という悲劇を防げます。

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毛玉を見つけても「引かない」で

固まりを見つけたら、まずは指で割くように。ブラシの角を使って少しずつ外側から崩すのが、愛犬に痛い思いをさせずに解決するプロの知恵です。

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最後はコームが「スッ」と通るまで

仕上げにコームを通し、根元から毛先まで引っかかりがなければ合格。この指通りの良さこそが、愛犬が快適に過ごせる証拠です。スワイプでまとめへ→

ブラッシングは「掃除」ではなく「診断」

単に見た目を整えるだけではありません。皮膚を直接見ることで、病気や異変にいち早く気づく。ラインブラッシングは、あなたができる愛犬への最高の健康診断です。

毛玉ゼロのふんわり被毛へ

プロが実践する具体的な手順や、おすすめのブラシ選びの詳細はこちら。愛犬との絆をもっと深めましょう。

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